Oasis スタッフ上田でございます。
今回は、ちょっとだけ真面目に書いてます。
ただの駄文ですが、お付き合いいただければ幸いかと。
私事ながら、12/5を以て以てバーテンダー人生丸6年を迎えた。
不安と緊張の中、初めて店に立ったときの事を思い出す。
それから6年、つらい事や苦しいことはいっぱいあったし、何度も何度も辞めたいなんて思ったりもした。
それでも、いろんな人の笑顔に支えられ。
いろんな人の「ありがとう」「おいしかった」の一言に励まされ。
6年なんて諸先輩方からすればまだまだひよっ子だし、未だに自分自身でも一人前の「バーテンダー」という大層な看板を掲げれるには早すぎるとおもっている。
けれど、唯の酒好きでしかなかった6年前よりは確実に成長を感じているし、若葉マークも外せた気がする。
節目に祝いの一杯を、なんて思ってどこかいい酒でも飲みに行こうと思ったのだが、これしか浮かばなくて結局家で一人静かに祝うことにした。
6年熟成。6年の歳月。
そう、自分と同じなのである。
喉に流し込みながらふと考える。
「自分もこいつと同じように人を笑顔に出来ているだろうか」
「自分も6年、ちゃんと熟成されているのだろうか」
考えたけれど、答えは出るわけが無い。
そんな評価は自分ではなく他人がするのである。
出来ることは、ただ誠実に前へ進むだけなのだと−。
そんなことを思い、今日の〆はTom WaitsのClosing Time。
目覚めればまた、新しい1日である。
ようやくスタートラインに立てたと思える、7年目の新しい1日。