福島県郡山市の江戸時代から続く創業254年の日本酒の酒蔵「笹の川酒造」さんの東北最古と言われている「ウイスキー蒸溜所」安積蒸溜所に来ました!
ちょうど仕込みの真っ最中
現在のところ発酵はステンレスタンクですが、
これから米松の発酵タンクに代わる予定。
戦後からウィスキー製造を続け、一時的にお休みしてましたが2016年にポットスティル2台導入して再稼働となりました。
漆喰の白壁の中に日本が誇る三宅製作所のポットスチルが2台(初留釜が2000リッターと再留釜が1000リッター)
1日に200リッターくらいのハートと呼ばれる原酒ができるそうです。
スチルは高さが低くて、アームが短く傾斜があまりないので
力強いストレートな原酒ができるそうです。アルコールは63度に調整してバーボン樽に樽詰め
バーボンウイスキーのアーリータイムス樽が多いです。
珍しいもので、山桜樽
や栗の樽がありました。
250リッターのシェリー樽の樽もチラホラ
国産のみずならの樽で、とても貴重です!
イチローズモルトの肥土社長が秩父蒸溜所を建てる前にこちらで2004年から準備を進めていたそうです。
その残りの今は無き羽生蒸留所の樽です。
今は使用していない連続蒸溜器が建物の中にあります。
先日の台風の影響で笹原川の水が流れてきてしまったそうです。笹の川さん由来はこちらからだそうです。
12月の忙しい中で、蒸溜担当の田浦さんに丁寧な対応をしてもらいました。とても感謝、ありがとうございました!
ついに今月にこちらで蒸留して3年熟成の安積ファーストが発売された。オアシス飲めます!
山桜の木のマドラー