池袋Bar OasisのBlog

池袋・バー・Oasisのオーナーと上田店長と (元スタッフ児玉くん)のつぶやき

3.11 〜復興祈念〜

スタッフの児玉です!


3月11日で東日本大震災からちょうど一年が経ちましたね


被災地では今もなお苦しい状況に置かれている方々がたくさんいらっしゃいます


一概に「無事、一年が経って良かった」とは言えませんが こうやってそれぞれの想いを抱きながらも 節目の日を迎えられたことは喜ばしいことだと思っています

今を生きる自分達がそれぞれの人生を大切に生きる、、 シンプルですがそれが今後の東北の復興、日本の発展への道となると思います。



そんな想いもあって、最近自分なりに一つ行動を起こしてみました

実は今を去る事1ヶ月前、東北は福島県いわき市に行ってきたのですが、、


目的はズバリ! 初フルマラソンへの挑戦です!


ひょんなことからいわきでマラソン大会が開催される事を知り、思い立ったが吉日と申し込み期間に入ってすぐにエントリーしました


いわきでのマラソン大会は過去2回開催されていて、今回で3回目となります


題して、、


〜日本の復興を「いわき」から〜 復興祈念 第3回 いわきサンシャインマラソン


まったくの私事ですが、今回はその模様をレポート致します!



◯2月11日(土) 福島いわきへ

大会前日、東京駅から出ている高速バスにて福島いわきへと向かいます

午前中の便に乗り込み、途中PAにて休憩を挟みつつも約3時間でいわき駅前に到着

この日は大会前日という事で会場を設けてのウェルカムパーティーが催されるとのことで 駅前に待機している専用送迎シャトルバスに乗り、会場であるホテルハワイアンズに隣接するコンベンションホール「ラピータ」へ

玄関ホールに入ると多くの参加者の方々が、、 最初に大会参加賞(Tシャツ)と大会プログラムを受け取り会場入り

程なくして開会式が始まりました

いわき市市長の挨拶などの他、大会に携わる方々の挨拶が続く中、テーブルの上に置かれたビール、豪華な食事はおあずけ状態、、 (はやく飲みたい、、)そんなみんなの声が聞こえてきそうでした(笑)


いよいよ乾杯の音頭の後ウェルカムパーティー開始!


パーティーの合間には今大会への招待選手の紹介がなされていました 箱根駅伝で激走を見せた柏原竜二選手(地元いわきでは超有名人!)海外からの招待選手などなど、、

そしてその他には、いわきといったらフラダンス! ハワイアンズフラガールによるステージもありました!

間近に観ると綺麗で力強く、何よりも笑顔がステキでした☆

きずなリゾート スパリゾート ハワイアンズも2月8日にグランドオープンしたばっかり 新しく建てられた新ホテル、モノリスタワーもあります 


復興と言ってもその道のりはとても険しいものだと思いますが、それでもフラガールズの輝くステージを観ていると「大丈夫だ!」、と思わせてくれます


オアシスの常連様の中に いわき在住のお客様がいらっしゃるのですが(Bさん)、その方が地元の美味しいお店に連れて行ってくれるとのことで会場を後にしていわきの街へ


地元のお寿司屋さんで美味しいお寿司をたらふく食べ、おすすめのBARでは美味しいお酒を御馳走になりました BARでは美味しい赤ワインがあるからと地元の酒屋さんからフルボトル2本も頂きました(まるで竜宮城の浦島太郎状態でした:笑)


そんなこんなで大会前日の夜が更けて行きました、、、


◯2月12日(日):マラソン大会当日


昨夜、小名浜のビジネスホテルで一泊し、いざマラソンスタート地点のいわき陸上競技場へ

競技場へはタクシーで、、 と思っていたのですが昨夜お邪魔したBARのマスターが ご自身も出走されるらしく、一緒に車で連れて行ってくれました♪


マスターとBARのスタッフの方、常連のお客様と乗合いで競技場へ 現場はすでにランナーでいっぱい!


天気も快晴、まさに絶好のマラソン日和です!

今回の大会は復興祈念と銘打った大会ということもあり 県外からの注目も多く、東京のテレビ局もいくつか見受けられました

会場にはスポーツ用品の特価セールやバナナやスポーツドリンクのサービスなどもあり、自分はこの後のエネルギー補給を兼ねてバナナを2本食べました!


午前8時45分、スタート地点に集まるようアナウンスが流れます、、

各ランナーが自分の申告タイムに従いそれぞれのスタート地点へ集まります


大会の注意点などが流れ、そのあと今回の震災により犠牲になった方々への追悼の意を込めて1分間の黙祷を行いました さっきまでガヤガヤとしていた空気が一瞬でシン、、と静まり返ります 気持ちも引き締まり、いよいよスタート間近!


午前9時、スタートの号砲が鳴らされます 

一斉にスタートゲートをくぐり抜けるランナー、 自分の申告ライムが4時間30分だったのでゲートをくぐるまで約3分はかかりました、、


競技場を抜けるといきなり急な登り坂が現れます!(いわきのコースはアップダウンの激しい上級コース) ペース配分をちゃんと考えていたのに繰り返す坂のせいで何時しか思っていたよりも速いペースで走っていました(後々そのつけが回ってくるとは、、涙)


12kmを過ぎたあたりで海岸線にでます 見渡すかぎりの水平線、遠く開けた水平線が太陽に照らされ輝いている様は走りながらも見入ってしまいます!


走っている最中、所々に見える津波被害の爪痕、、 道路標識が大きく曲がったままだったり 断層の上の道路はうねってデコボコな状態 海岸付近に積み上げられた瓦礫の山、、


そんな中でも沿道に並ぶ地元の方々からの暖かい声援 「がんばれ!」「もう少しで折り返しだ!」 


それだけでも十分力になりますが 中には「走ってくれてありがとう!」、、 そんな声もありました


震災後、放射能による風評被害 県外の人の目というのを大変気にしていらっしゃるのか、、 福島に来てくれてありがとう、という感謝の想いが伝わってきました いわきの人達が少しでも元気になってもらえたらと思っていましたが 逆に元気をもらったような気がします


途中、所々に設けてある給食コーナーでは地元の地の物も含め色んな食べ物が振る舞われていました イチゴ、トマト、おにぎり、梅干し、あんぱん、チョコ、バナナ、、etc もちろん全部頂きました(フルマラソンでは食べても食べてもお腹が空く!)


そうこうしていると30kmの距離表示が! あと12,195km! ゴールの希望が頭によぎりました ペースも順調 このまま行けばタイムも4時間を切れる!


ですがそこはフルマラソン、そんなに甘くはありません(涙) そこから2kmを過ぎようかという地点から急に膝痛が、、 相次いで太もも、ふくらはぎの筋肉にも痛みが、、


前半で飛ばしすぎたつけがここでやって来ました、、 脚が棒の様になり いわゆる「30kmの壁」というヤツにぶち当たってしまいました 初フルマラソンで気持ちも高ぶっていたせいもありペース配分を完全に見誤りましたね(涙)


歩くのと同じ位のスピードしか出せなくなり4時間を切るという目標もあえなく撃沈 なんとかゴールゲートをくぐったタイムは4時間22分20秒、、


申告タイムよりかは早く走れましたが なんとも後を引く結果となりました、、

ゴールしたあとすぐに着替えを済ませ(そのままだと一気に体が冷え込みます)とあるブースへ、、


なんと、走り終えたランナーにはいわきの冬の味わい「カニ汁」が無料で配られるとのこと!


引換券を手に列に並びます


順番が回ってきてカニ汁をもらいます 、、 あ、あたたかぁ〜い☆&ウマイ!


冷えきった体にはカニ汁の暖かさが非常に優しく、4時間切れなかった無念もどこへやら(笑) 結果幸せな気分になれました!

ゴール地点のアクアマリンパークは様々な施設、スポットの集まるいわきを代表するベイエリア 夜にもなるとシーサイドプロムナードは美しくライトアップされ まるで日本ではないような錯覚を憶えるほどの景観だとか、、

この日の夜は まず昨夜伺った小名浜のBARに行き、その後またまたBさんおすすめの別のBARに連れて行ってもらいました!

なんと、2件目のBARは日曜が定休日なのにも関わらず 東京から自分が来るという事でわざわざお店を開けて頂いてました!!

ありがたいですね、、 マラソンで脚はボロボロでしたが地元の方々の優しさと美味しいお酒に癒された夜でした☆ 



オアシス、エールハウスのお客様の中には 休みを利用して被災地にボランティアに行かれている方が何人かいらっしゃいます 

震災当初は大勢いたボランティアの数も、月日を重ねるごとに減少しているらしく 今はボランティアの人手不足が一つの問題になっているみたいです、、


実際に被災した方々と、距離のある地域に住んでいる方々とでは 震災に対する温度差があるのは事実

自分に出来る事は何かないのか、、 ボランティアに行けないまでも 心の片隅にその気持ちが少しでもあれば 募金だったり何らかの行動が起こせるはず、、


3.11から一年、これから先も被災地、日本に対する想いは風化させたくないものです、、




翌日の月曜日、帰りの高速バスの時間まで駅前のお土産コーナーで品物を物色していたところ お店の方が一言、


「マラソン、走られたんですか? 大変だったでしょう?お疲れ様でした」


何で分かったの? と一瞬思ったんですが 考えてみれば脚引きずりながらお土産コーナーでお土産買ってる人間なんて誰の目から見ても県外からのマラソン参加者だって分かりますよね(笑)


あたたかい労いの言葉に思わず一言、


「いえ、とっても楽しかったですよ! また来年も来ます!」


、、言ってしまった以上は行かないと(笑)


この2泊3日で出会った人たちの優しさ、あったかさ、いわきの町並み、満天の星空、、 どれも良い旅の想い出です

次回のマラソン参加に限らず、プライベートでもまた いわきに遊びに行きたいですね☆


以上、長文になってしまいましたが 第3回いわきサンシャインマラソンのレポートでした!


http://www.youtube.com/watch?v=sBJeiZcvHsc