桜が見頃ですねー、オアシスの周りでも花見をしながら外呑みされてる方がたくさんいます。
今日の雨で散らなければいいのですが。。。
さて、新しく入荷したウイスキーのご紹介です!
ガイアフローさんの蒸留の初年度2017年に購入した静岡蒸留所のウイスキー、オアシスオリジナルのEXバーボン樽 (クォーター 125リッターサイズ) 原酒110リッターを詰めて4年3ヶ月で原酒払い出しをしてボトリングされたものが届きました。
前回の2021年に3年ものをボトリングした詳細はこちらをご覧ください。
https://baroasis.hatenablog.com/entry/2021/03/27/161851
また今回はボトル販売は行っておりません。ご了承ください。是非オアシスでご賞味ください!
by Kento
以下は樽に入れる前の原酒です。
【Batch No.:バッチナンバー】
1仕込みごとにつけられているのが、バッチ(仕込み)ナンバーです。このナンバーを見ることで、何仕込み目のウイスキーかがわかります。
プライベートカスク2017で樽詰めしたものは、何回かのバッチでできたニューメイクをヴァッティングして、味わいの均一化を測っています。写真のものは「17-16〜46」のため、16回目〜46回目の仕込みをヴァッティングしたもの、ということになります。
【Cask No.:カスクナンバー】
プライベートカスク2017をお申し込みいただいたカスクオーナー様の樽の番号です。うちは79です。
【Distilled:蒸留日】
初留(1回目の蒸留)をした日を記載しています。
今回は、ヴァッティングをしているため、最後のバッチの初留日を記載しています。
写真のものは、2017年12月30日。バッチナンバーの情報と合わせると、46回目の仕込みの初留が、この日だったということになりますね。
【Malt:麦芽】
使用した麦芽のタイプを記載しています。
今回使用している麦芽は、下記のアンピーテッドタイプです。詳しくは、プレミアムボトル・セレクションの方で、ご説明します。
・Distilling(ディスティリングモルト)スコットランド産
・Pilsen(ピルゼン・ピルスナー麦芽)ドイツ産
【Type:蒸留機のタイプ】
2回の蒸留を、どの蒸留機で行ったかを示しています。
K(Karuizawa Still):元軽井沢蒸留所蒸留機(初留)
FもしくはW(Wood -fired Still):フォーサイス社製薪直火加熱方式蒸留機(初留)
S(Spirit Still):フォーサイス社製蒸気間接加熱方式蒸留機(再留)
ラベルには「KS&FS」とあるため、初留を軽井沢蒸留所から移設した蒸留機で蒸留したニューメイクと、フォーサイス社製の薪直火の蒸留機で蒸留したニューメイクをヴァッティングしたもの、ということになります。
【Yeast:酵母】
酵母の種類を記載しています。
さまざまな種類の酵母がありますが、プライベートカスク2017で使用している酵母は全て、マウリ社のPinnacle(ピナクル)という顆粒状のドライイーストです。
【Alc:アルコール度数】
2回の蒸留を経てできたニューメイクの度数は、だいたい70%前後。これを63.5%前後まで加水をして、樽詰めをしています。